2025.02.26
KiaがPV5エクステリアデザインを発表


Kiaは2月20日、今月末にスペインのタラゴナで開催される同ブランドの第2回Kia EV Dayに先立ち、PV5パッセンジャーおよびカーゴモデルのエクステリアデザインを発表しました。2024年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、そのコンセプトカーを初公開した中型モデル「PV5」は、Kiaの新しいグローバルビジネス戦略「PBV(Platform Beyond Vehicle)」の下で発表される最初のモデルです。空間とモビリティの概念を再定義するように設計されたPV5は、Kiaの世界をリードするEVテクノロジーを活用し、革新的なモジュール設計を通じて前例を見ないほどの様々な選択肢とカスタマイズを提供することで、幅広い顧客層の多様なニーズを満たします。Kiaは、幅広い使用ニーズに対応する複数のタイプをPV5でご提案します。パッセンジャーモデルとカーゴモデルには、2025年のKia EV Dayで特別な架装を施した特別仕様車なども発表されます。Kia PV5の現代的なデザインは、従来の小型バンを超越し、モジュール的な手法により様々な選択肢とカスタマイズ性を強調する新鮮な美しさを特徴としています。「PV5は、多様な顧客ニーズに対応する革新的なソリューションを提供するために3つの異なる車型を提供しますが、 それらはすべて、Kiaのデザイン哲学である「Opposites United」に導かれた一貫のあるデザイン価値を体現しています」と、Kiaのグローバルデザイン責任者であるカリム・ハビブは述べています。また「各モデルが、堅実で大胆かつ未来的な特徴と非常に有能な性能を表現していることを確信しています。」とも述べています。
PV5パッセンジャーデザイン


PV5 パッセンジャーの洗練されたジオメトリックな特徴は、その現代的な外観を強調し、窓枠を最大限確保する設計により広い視界を実現します。またこのモデルのサイドウィンドは、PV5の車体色と対照的な印象的を持つブラックのグラフィックガラスで囲まれています。頑丈な印象を与える黒のジオメトリックなタイヤホイールのアーチクラッディングとロッカーパネルは、キアのSUVラインナップと同じで、オフロードの特徴を示唆し、頑丈に設計した車体下部とハイテクな印象を与える車両のフロント部分をうまく一体化させました。メインヘッドライトユニットの大胆なシグネチャーライティングと流麗なブラックのアクセントがPV5のモダンな魅力を高め、パーティングラインがジオメトリックなシルエットを引き立て、タフな美しさを際立たせています。PV5 パッセンジャーの後部は、PBVの頑丈でモダンな特徴を強調し、機能的で論理的な印象を映し出しています。上品かつ丁寧に設計したDピラーラインが後部まで伸び、車両のボリューム感を高めます。PV5には、頑丈なリバンパーの上部に、その端がカバーで保護されているリフトアップ式テールゲートドアも1つ装備されています。ボディカラーはサイドから後部まで同色とすることで、横方向の印象を大きくさせ、デザインに統一感およびビジュアルの連続性を生み出しています。
PV5カーゴデザイン


PV5カーゴはPV5パッセンジャーと同じジオメトリックなデザインを共有していますが、スペース効率の向上を反映したボクシーなデザインが特徴です。すっきりとしたモダンな美しさと、各要素に明確な統一感をもたせたPV5カーゴのデザインは従来の小型商用車よりも優れているといえます。主な特徴は、左右両側にスライドドアは実用性を兼ね備え、積み下ろしを容易にさせます。そしてユーザーは特定のニーズに合わせて、それぞれの体験がカスタマイズされることになります。後部のデザインはなめらかなサイドラインを引き立て、しっかりとしたモダンな外観を提供します。このデザインにより積載量が増加し、より広々とした開放感が室内に生まれます。